古傷の膝の痛み 通院もできずの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
岩手県 70才 男性
定年過ぎの建築業の私ですが、震災の復興の為、会社から是非、協力をお願いしたいと頼まれ、労骨に鞭打ち、若い者と一緒の建築作業に励んでおりますが、最近、古傷の膝の痛みが酷くなり、通院もできず、建築仲間の紹介で、漢方の先生に相談に女房と行きました。
漢方の先生からは寒さがひどくなると冷えから血行不良や腎陽虚(腎のエネルギー不足)が起き、基礎体力も低下し、さらに風、寒、湿の外邪が痛みの原因になるので、夏から冬に向かい、基礎体力を養い、関節の補強や筋力を鍛え備える必要があると話されました。
又、女房にも無理をしないよう言われ、先生からもロコモの養生法の資料と先生が編集した「脳、目、耳、骨と血管の若さを保つ」の冊子を頂きました。
2週間ほど服用すると 痛みも消え朝起きも楽になりました。
漢方の先生のアイパットでの痛みの説明は分りやすく、是までの治療方法で治らない謎が解けました。
中医学(漢方)の数千年の歴史には、春夏秋冬の季節の養生や人体を総合的に観察する、全体観があり、陰陽、五行、気血津液精などの基礎理論があります。
この様な漢方で病を治す漢方医は、200年ほど前まで長い歴史に裏打ちされた漢方治療の歴史でした。
この様に体に優しい地域の風土に合う漢方薬もバランスの医学と言われ、痛みや老化など先進医療と併行して人々の為お役に立つ事でしょう。
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